「このままで良いのか？」って悩む場面は、本当にたくさんある。例えば、休日の過ごし方。ぼくも２０代から３０代中盤までは、休日には何か行動しなければと本気で考えていた。飲み会に、サークル活動、空いた時間にサービス仕事などをこなしながら、夜はつかの間の休息として晩酌をする。これはこれで充実した一日だ。ただ、せっかくの休日なのに何かに追われるように過ごしていたのも事実だよね。
この感覚って、平日の夜も一緒。飲みに行かない日（いや、飲みに行って帰ってきた後）は、何かしら仕事をしていたように思う。慢性的に仕事に追われていたね・・・翌日、会社に行くのが怖かった。
現在は、そんな感覚から完全ではないが解放されつつあるよ。原因はどこにあるのだろうか？
➀職場環境、②承認欲求、③目指すべき将来像
この三つの沼から脱出すると、「このままで良いのか？（もっと頑張らなければ！）」から脱却できるような気がするぞ。
職場環境
過去にも書いているが、ぼくが今の会社で初めて配属された部署が地獄だった。超厳しい・妥協なしの上司に、パワハラ先輩、さらには、慢性残業体質の職場・・・辛かった。完全に落ちこぼれたよ。だから、休日は朝起きてから既に翌週の仕事のことが頭から離れない・・・憂鬱。モチベーション最悪の中での仕事ははかどらないよね。当然、家での仕事お持ち帰り、休日出勤は常態化していたよ。
また、やっている仕事の内容も問題あり。仕事を進めるための仕事じゃなく、上司・先輩に怒られないようにやる仕事だから、生産性がめちゃ悪いのよ。一応形になったとしても、上司・先輩からのダメ出しが怖くて報告するのが本当に辛かったよ～。
当時は毎日思っていたよ。「このままで良いのか？」ってね。
最悪の職場から異動することにより、現在は、この沼から逃れることができているかな。
承認欲求
地獄の職場環境と関わるのかもしれないが、憂鬱になるまで仕事と向き合っていたのは、ぼくが承認欲求強かったからというのもあるね。誰かに認められたい！すごいと言われたい！無意識的にも子供の頃から、こういった気持ちを持って頑張ってきたのは事実だね。
現在って、一般的には承認欲求はあまり良い言葉で使われていないよなあ。ネガティブな印象を受けるよ。でも、負けず嫌いということだよね！承認欲求が強いというのは。
承認欲求が強いと「このままで良いのか？」って思う。ゲームしているヒマがあるなら勉強しろ、仕事しろって本気で思ってしまう。これが、生きる上での活力となっているならば、人生がうまく回っているならば、ものすごく成長する推進力になると思う、承認欲求って。
そうではなく、後手後手で回ってしまって、つまずいてしまっている人生の中では、承認欲求って地獄だよな。
低迷している日本で、そして、格差が広がっていると言われる日本の中では、承認欲求がネガティブに働いている人って多いんじゃないかな。
だから、意識的に承認欲求は捨てなければならない。
仕事時間外で仕事なんてしている場合じゃない。「このままで良いのです！」と思うためには、承認欲求は捨てて、己の欲求を大事にして評価しましょう！って考えるようにしているよ。
目指すべき将来像
まあ、結局これも承認欲求の賜物なんだけど、「一流企業に就職して出世する！」個人によってレベルの違い、思いの強さの強弱はあるのだろうけど、社会で生きていくとこういう気持ちになるよ。
ぼくは、これを本当に捨てたい！だから、セミリタイアを目指したいけど勇気がいるよね。会社を辞める勇気がないのよ。でも、会社にいる限り、弱いぼくは出世の苦悩から逃れらない性格なのがわかった。今年、同期が初めて役職についたのを快く受け止められない自分がいたからね。
出世なんてどうでも良いとか興味がないとか言いながら、気になってしまうぼくがいるのです。そうなると、結局、休日を無為に過ごす自分に対して、悪魔のささやきが聞こえてきます。
「このままで良いのか？」と。
おわりに
「このままで良いのか？」は、今のぼくにとっては無用です。この思いから解放されるためにセミリタイアを目指しているような気がする。
「このままで良いのか？」は、ぼくが物心ついた時から、いつもぼくに付きまとってきた感覚だった。推進力だったのだ。でも、疲れ切って限界を感じている今のぼくにとっては、この感覚は邪魔でしかないことがわかりつつあるよ・・・今、大切にしている感覚は、「このままで良いのです！」ね。
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