温泉に浸かること。ぼくの趣味だ。これは良いな!と思った温泉。
1番目は、大沢温泉(岩手県花巻市)
はじめて訪れた時に受けた衝撃はすごかった。宿に入るとそれはそれは迷路である。ポイントは湯治部だ。部屋が本当にたくさんあるし、真冬に行くと廊下も部屋もマジで冷えている。暖房やこたつ借りるのも備品代がかかったはずだ。当時、1泊は4,000円台だった。こういう湯治部の部屋に泊まるのも風情があってよいものだ。また、この宿は、あの宮沢賢治もよく湯治に訪れた宿だそうだ。大沢温泉は1軒宿であり、花巻温泉郷の一角をなしている。この温泉郷には、このほか、鉛温泉も有名だ。藤三旅館には一度は行ってみたいと思う夢の宿だ。
2番目は、鹿教湯温泉(長野県上田市)
鹿教湯は「かけゆ」と読む。温泉に浸かりたいと、初めての一人旅の舞台に選んだ温泉だ。正直に言って、あんまり覚えていないが、鄙びた温泉街で風情があった。雪降る夜の町並みは哀愁が漂い、その中を歩いた当時の感覚は、たしか非常に心地よかった記憶がある。どの宿に泊まったのかも覚えていない。鹿教湯温泉は、いろいろ工夫を凝らし、現在売り出しているようだ。また、行ってみたい。
3番目は、野沢温泉(長野県野沢温泉村)
ここは、だいたい20年前に初めて訪れて、ものすごい衝撃を受けた。その衝撃が忘れられず、昨年秋にまた訪れた。目玉はなんといっても、外湯巡り!10以上ある無料の共同浴場を全部回ってみたい。ただし、お湯がめちゃめちゃ熱いから、まともに入浴することができない。水でぬるくしながら入るのが正しいのだろうが、あまり実践する勇気がない。目立つからね。見る人が見たら不愉快な思いにさせてしまうかも。共同浴場には、シャンプー、ボディソープなどはない。また、ドライヤーもないから、髪を乾かすこともできない。風邪をひいてしまう可能性あり。だけど、余りある魅力がこの温泉街にはある。だから、2泊3日ほど宿を確保した上で外湯巡りをしてみたいものだ。
最近は、近場の日帰り温泉入浴料の800円もケチってしまい、なかなか温泉に入れずじまい。2週間に1回くらい許容しても良いのだけどね・・・
コメント