ゴールデンウィークもいよいよ後半戦。「せっかくの大型連休だから羽を伸ばして旅行に出かけたい!」、「コロナ制限も2年ぶりに解除されたから、旧友に逢いたい!地元へ帰りたい!」そんな声をよく聞きます。
今年のゴールデンウィークはこんな空気感で、大変多くの人達が行動し各地の観光地は大賑わい!これ自体は、大変すばらしいこと。コロナ前に戻り、経済が活性化し、地方も潤う・・・社会が発展していくためには喜ばしいことですね。
ただし、ことぼくに関しては例年と変わらないGWです。そう・・・ただただ、家で飲んだくれて過ごしています。これに幸せを感じています。
ここに至るまでに様々な心の葛藤がありました。今回は、この心の葛藤を整理してみたいと思います。
また、気づいたのですね。この休日の過ごし方が一番節約になると!?まあ、外出しないからお金使わない、貯金ができるという極めて単純な理屈ですが・・・
冗談じゃなくね。どのような形であれ、一人遊び
できる人は節約上手ってね。
思えば、少年・青年時代の経験を通して、すっかり
一人遊びの達人になってしまった。
有意義な休日というキラーワードからの脱却~無為を楽しむススメ~
キラーワード・・・ここでは、自分を〇してしまう単語という意味で使っています。平日の仕事で心身ともに疲れている状態を癒す時間、そして、ストレス社会から解放される束の間の時間、これが休日です。限られた自由時間。金曜日に「お疲れさまでした!」と言って職場を出た瞬間が一番幸せな時ですよね。
金曜日の夜、職場から離れた瞬間に休日明けの仕事に
向けたカウントダウンが始まってしまう・・・実は、
土日は本当の意味では休めていない。
だから、金曜日の夜が本当のモラトリアム時間なんだ
なって思うよ。
一方で、そんな限られた自由時間だからこそ、有意義に過ごさなければ!という半ば強制義務を自分に課してしまう人も多いと思います。ぼくもそうでしたね。
旅行・観光に出かけよう、友達とBBQしよう、習い事をしよう・・・なぜか、自分に課してしまいますよね。そして、こういう予定を入れることができない休日、たまにであれば、「まあまあ予定無い休日もよいよな」と思えますが、これが続くと・・・休日にも関わらず何も予定がないことにウツになってしまう、無為の休日をありがたがることができない感覚ってありますよね。
有意義を自分に課すと他人とも比べてしまうよな。
同僚は仲間と旅行に行っているのに、ぼくは誘われ
なかったとか・・・まあ、この他人との比較という
のもストレスだわな。この比較の概念も有意義を自
分に課すことの弊害なような気がしてきたな。
ぼくは、もう捨てました!この感覚。休日は、とにかく無為に過ごすことに喜びを感じるように意識的に変えました。というのも、本音の部分では、外向的であることにある種ストレスを感じていたからです。活動時間中とその後は、それなりの充実感を味わうことができます。ただ、活動時間前、前日とか準備の間は、本当に憂鬱でした。「行きたくないなあ」と思っていましたね。
だからこそ、いっそ無為に過ごそう!と決意することで、ぼくにとっての休日のあり方が変わりましたね。
一日中、酒を飲みながら、youtubeサーフィン、読書をする・・・これがまたクセになりますよね。ここで一番大事なのは、「自分はダメ人間」なんか思わないことです!
冒頭言いました。社畜にとって、休日は、平日の仕事で心身ともに疲れている状態を癒す時間、そして、ストレス社会から解放される束の間の時間なんです!ダラダラしましょうよ。そして、仕事に備えましょうよ!という感じですね。
ゆるゆるまた~な朝呑みの習慣!
最近のぼく無為な休日の過ごし方は・・・朝呑みです!芋焼酎お湯割りに2、3品の肴で、youtubeサーフィンしながら、ダラダラ過ごしていますね。
肴も本当に適当ですね。自分が好きなものだけ。いつも、おんなじメニューですね。
・・・恥ずかしいなあ。このラインナップ。ちょっとずつ、
クオリティを上げていきたいと思うよ。
まあ、安上がりで大いに楽しめるこのスタイル。ぼくは結構
気に入っているよ。
これ始めてから、確実に外食を減りました。一人外呑みもなくなりました。これ・・・今までの自分の生活からすれば、大いなる節約ですよね。外食、とりわけ、お店での酒代は、べらぼうに高いですよね。これらをなくすことは、節約効果絶大です!
貯蓄効果で社畜からの脱却
お金は休日に多く使う場面が多いですよね。休日で思いっきり散財することでストレス発散になるのも事実です。ぼくも、昔は競馬で散財すること、よくやっていました。ただ、散財した後の後悔の念も大きなストレスになりますが・・・
休日を無為に過ごすことで散財から脱却されます。そして、無為を楽しめるようになると、思わぬ、貯蓄効果にビックリします。また、無為を楽しめる人は、休日のみならず、アフターファイブも同僚、友人と遊びに行きたくなくなります。さらに、貯金が増えますね。
そして、確実に友達も減るね。というか、必要と
しないからね。周りからは人間嫌いに見えるかも
しれないけど、そうじゃないんだよね。一人遊び
が楽しいだけなんだよね。
ぼくも、ここ2年、無為を楽しめる人になってから、手取り額のうち、50%~60%を貯蓄に回せています。セミリタイアを目指して節約している方々の貯蓄率と比べると低いかと思いますが、それでも貯蓄効果絶大と言わざるを得ません。
無為を楽しめる人になると、貯蓄効果テキメンで社畜から脱却できる時期もそう遠くないような気すらしてきますね。
うん、無為を楽しめる人・・・なかなか良い
単語だ。気に入った!
おわりに
無為を楽しむ・・・ぼくにとっては、朝呑み、youtubeサーフィン、読書なんかの一人遊びになるのでしょうが・・・これを自分の中で許すことができる理由は2つあるかと思っています。
1つめは、やはり社畜だからなのだと思います。平日頑張っているのだから、束の間の休日くらいは無為に過ごそうよ!って自分に説明できるからです。
2つめは、セミリタイアを目指していてある程度の貯蓄があるからです。社畜である一方で、いつでも仕事を辞めてやるぞ!と日々シミュレーションしているようなメンタルを持っていることも大事ですよね。社畜なんだけど、脱社畜を目指すメンタルがある、そして、その準備もできつつある、この状況ができていることも重要かと思います。
無為を楽しめる人であることに生きがいを感じている今日この頃です・・・
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