早くないですか?つい最近21世紀になったばかりだったのに、気が付けば2024年。いわゆる「四半世紀」・・・もうそこまで来ている。早い、早すぎる。20世紀末、世紀をまたぐ瞬間に立ち会える大晦日、ぼくは気分が高揚したものだ。ミレニアムである。あれから、四半世紀。時の流れが速すぎる。
21世紀を迎えた当時のぼく、恥ずかしながら自分に対して「有能感」を持っていた。「ぼくは他の人とは違う・・・」まあ、以外とみんなが抱いていると思われる。この「有能感」には、いろいろな類似の表現があると思われる。「希望」、「夢」、「目標」などなど・・・でも、違うか、「有能感」って自惚れとも言える。
メッキが剥がれるってホントにあるのである。自分が自分自身に抱くメッキだらけの「有能感」。ホントは無能である自分を奮い立たせる意味で「自分は有能だ」と思うのは良いと思うのだが、ぼくの場合、マジで「自分は有能だ」って陰ながら思っていた・・・と思う。こういう表現をするのも、当時を振り返り、本当に恥ずかしいと思うからだ。
だから、自分の過去を振り返り漢字一文字で表すと、「恥」なんだろう。「恥」は今のぼくの身近にある感覚である。社会人生活を長く続ける秘訣とは、「恥」に気付かぬこと、「恥」に耐えること、自分に降りかかる「恥」とうまく付き合うことだと思っている。
約25年前の自分が現在のそんなこと考えている自分を見たら、なんていうだろうか。
当時の自分の気持ちに想いを馳せると、現在の自分なぞ全く想像もしていなかったはずだ。考えてもみなかった人生をぼくは歩んでいる。前向きに解釈すれば、「だから人生は面白い」とも言える。
今年で40代中盤に差し掛かる。あと25年は生きるだろう。2050年、半世紀を迎える時、自分は何をしているのだろうか?そんな自分の未来を想像しながら、セミリタイアを視野に入れて、この週末の酒のみまみにしてみましょうか。
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