ぼくは、いずれはセミリタイアしたいと思っている。
そのためにお金は大事である。安月給で働いている身としては、一番お金がたまる方法は・・・そう、節約である。
生来、そんなに物欲がなかったから過度な出費はほとんどなかった。また、旅行にもそんなに行きたいとは思わない・・・当然、海外旅行なんて、大学の卒業旅行でしかない。
ただ、20代、30代の頃は、酒、たばこをよく嗜んだ。これは、日常の出費になるから、塵も積もれば、というやつだ。そこで、30代後半にたばこをやめた。そして、昨年後半からは、3,4年前に一度習慣化していた1日1食の再徹底に乗り出した。それに加えて、今年に入ってから、日課の缶コーヒー摂取も断じた。さらにさらに、毎日、それなりに呑んでいた芋焼酎お湯割りを休日のみとした。
これを一年間、粘り強く続けていけば、3,4年前に比べて年間20万円程度は節約できるのだ。これだけ頑張って20万円かあ、という思いもある。貯蓄額で年間20万円というと、そんなに達成感は感じることはできないが、見方を変えて、20万円も浮けば、これは飲み代として年間の大部分をカバーできるのではないかと思うと、そうとうに嬉しいものだ。
節約やダイエットといった、自らに苦痛を課す習慣というのは、本当に辛いものである。これを習慣化するためには強い忍耐が必要だ。しかし、忍耐に頼った節約、ダイエットは長続きしない。
その意味では、セミリタイアに憧れることは非常に有効的だ。これが蜜となって、そこそこ辛い習慣にも耐えることができている。また、1日1食だからダイエットにもつながる。セミリタイアに憧れることで、節約もダイエットも習慣化できたのである。単純に良かった。
一方で、アメも必要。アメがあるからこそ、日常の苦痛にも耐えられ、そしてときどきのアメが輝くのである。
ぼくにとってのアメ・・・そう、週末の「朝から芋焼酎お湯割り」である。そして、夕方5時までに辞める。そうすると、二日酔いにもならず、翌日朝の目覚めもそこそこ良い。
5連勤を乗り越えて迎える週末・・・存分に楽しみたいと思う。
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