セミリタイア先の舞台として滋賀県を考えていることは前にも書いた。また、近江神宮を訪れたいことも書いた。
と言っても、近江神宮のことは何もわからない。だから、これから何回にも分けて調べて見ようと思う、近江神宮について。
そもそも、「神宮」ってなんだろう。伊勢神宮にも”神宮”がある。でも、出雲大社は、”大社”だ。学問の神様は北野天満宮。日本各地には、大なり小なりの神社がある・・・なんなんだろう?呼び名がいっぱいだ。
こんな時は、wikipediaで調べてみよう。
神宮という名称は、『日本書紀』にも登場するように古代より存在していた。現代に繋がる神宮号の基本的な考え方は、明治時代より始まる模様だ。wikiには「明治以降、天皇や皇室の祖先神を祭神とする神社の一部が、社号を「神社」から「神宮」に改めた」とある。もちろん、全てではないが。また、新たに「神宮」の社号を名乗るためには勅許、つまり、天皇の許可が必要であった。おいそれとは名乗れるものではないものらしいね。
戦後、神社は国家の管理から離れた。よって、「神宮」も自由に名乗れるようになったらしい。今は、伊勢神宮を本宗とする日本各地の神社を包括する宗教法人「神社本庁」が管理しているらしい。とはいっても、戦前のような国家管理ではないため、強制力もなく、わりと自由に「神宮」号も名乗れるようになっているらしい。
とはいっても、そんなに数はない。wikiで一覧として紹介されている数は、30に満たない。予想以上に少ないのだ。当然、近江神宮も一覧にある。
近江神宮の祭神は天智天皇。1940年創建だそうだ。旧社格は「官幣大社」。官幣大社?とは、社格というくらいだから、序列があるのだろう。これもwikiで調べてみた。
官幣大社>国幣大社>官幣中社>国幣中社>官幣小社>国幣小社>別格官幣社
らしい。官幣大社である近江神宮は最高の社格となる。ちなみに、伊勢神宮は別格として社格はないらしい。
ふーん、近江神宮は1940年創建と割かし新しい神宮ながら、旧社格は官幣大社なんだから、なかなか立派な神社なんだとわかる。
次回も近江神宮をもっと深堀りしたいと思う。まだまだ道のりはながい・・・
※参考文献
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