再三繰り返しますが、ぼくはセミリタイアを目指しています。セミリタイアするには、十分な貯蓄が必要!これがなければ、日々、余裕をもって過ごすことができません。なので、今しばらくは働かなくてはならない。
そこで、今回は、今すぐ辞めたいけれども辞められない仕事とどのように向き合うべきか考えます。
結論は、精神的な部分で、仕事とはある程度距離をおいて付き合う必要があること、その結果、余裕が生まれ、仕事を続けることができる。。。こんな感じになるかなと思います。
セミリタイアを実現するため、今しばらく
貯蓄するために働かなくては・・・
臥薪嘗胆の思いで働くぞ!・・・ただ、
この思いで働くこと自体、辛いよね。
言い方はあれですけど、バイト感覚で
働く・・・精神的にね。
今までを振り返る
ぼくは、気が弱いせいか、時々出現するモンスター職員に目の敵にされてきました。今の職場でも複数のモンスター職員と言われる人に目をつけられました。このモンスター職員・・・今までに多くの職場の同僚を潰してきた職員で有名な方々でした。
僕は、本当に彼らに苦しめられました。本当に職場に行くのが辛かったです。「また、今日も怒鳴られる・・・」
モンスター職員に目をつけられることにより、必然的に職場内の立場も悪くなります。他の職員からも軽く見られて、ぼくへの扱いがぞんざいになりますよね。そうすると、職場に味方がいない・・・だから、誰にも相談ができない・・・そんな感覚に陥ります。そして、相談できないから、当然、仕事がうまくいかない・・・そして、自分の仕事ぶりの評判も悪くなる・・・辛い日々でした。
ぼくは、辛い立場にいる人をさらに追い込む人が
一番嫌い!でも、世の中、そんな人多いよね・・・
悲しい限りです。ぼくも、これに苦しみました。
周りは言います。「目の敵にされる、お前にも問題があると」・・・
そんなぼくは、当時どう思っていたか?これが、ぼくみたいな人にあるあるかと思いますが。
本当に辛かったですが、そのモンスター職員に対して、悪い人ではない、ぼくの能力不足だ・・・本気でそのように思っていましたね。いや、ぼくがお人好しと言っているわけでは決してありません。その外大勢の人に比べれば、モンスター職員の方が正直だし、仕事に真剣に向き合っているし、努力しているのはわかるし頭が良いのです。だから、ぼくは、仕事の側面では彼らを尊敬していました。また、時折見せる弱音が、以外と心に沁みましたね。なんだかんだ言って、よく飲みに行っていましたよ。この人達と・・・だからこそ、余計周りの人たちは、ぼくの神経を理解できなかったのかもしれません。
そうそう、鬱病になる典型的なビジネスパーソンモデルの
一つ!ぼくも他人がこのようなことを言っていたら、目出度い
奴だな!?と思います。ぼく自身がそうなのよね。悲しい・・・
当然、ぼくは過度にモンスター職員に気を使っていたのは事実ですね。「本当に嫌われたら困る!」
彼らはもうこの職場にはいません・・・この職場では出世はできないと言って去っていきました。そうなんです。モンスター職員が出世できる職場はありませんから。ただ、今でも思います。「仕事が出来る人ほど、会社から去っていくなあ・・・」と。実は、最終的には、そのモンスター職員とはそこそこ仲良くなれてましたから。最後は、彼らに同情的ですらありました。
それはさておき、ぼくが、なぜ彼らと飲み会まで付き合っていけたのか?それは、職場がぼくにとって、人生の主舞台だったからと思います。彼らに嫌われたらおしまいだからです。だから、毎日憂鬱で、休日も鬱が続く、日曜日の夜は本当に死にたいと思った・・・そんな日々でした。
思えば、仕事との距離が近かった、もっと言うと、仕事しかなかったのだと思います。普通に考えると、1日八時間(残業がありますから、ほぼ半日)過ごす場ですから、人生の中心に仕事がなることは自然ですが、それが辛い場であれば、考え方を改める必要があるのかなと思います。
ただ、当時のぼくは仕事が人生の中心ですから、自分もある時モンスターに変わった・・・いや、今でもモンスターかもしれませんが・・・時もありました。
自らもモンスターに・・・
人事異動等でモンスター職員と離れた時、ぼくは本当に安堵しました。仕事への向き合い方も大分気楽になったと思います。ただ、ここに落とし穴がありましたね。
モンスター職員を相手に仕事をやっていると、「ここを攻めらるのではないか?このように聞かれた時はどのように答えるべきか?」・・・と、結果、仕事の進め方が慎重になっていました。これは、ある意味では丁寧な仕事を行うということに繋がります。悪く言えば、そこまで考えるか?考える前に動けよ!ともなる・・・
そんなぼくは、同僚や後輩の仕事の進め方にしだいに不満を持つようになりました。当時のぼくは、「彼らは思慮が浅すぎる」「考えなさすぎる」と本当に思っていました。そして、ぼくは、いろいろ彼らの仕事の進め方にいちゃもんを付けました。そして、それが繰り返されると、ぼくもあからさまないらだちを隠さずに示すようになります・・・この段階で、ぼくは確かにモンスター職員になってしまったのです。
モンスター職員にやられていたぼくが、モンスター職員になる・・・
これを見ていた職場の先輩達は、本当にぼくにムカついたことでしょうね。
「モンスター職員と分かれて、調子に乗っているんじゃねえ!」とね。
ただ、その時は、そう思われても、ぼくは正しいことを言っている
と思っていました。危ない奴だよね・・・
今の上司にいらだちを示すのも、ある意味モンスター職員だよなあ。
モンスター職員にやられるのも、自らモンスター職員になってしまうのも、自分が仕事に執着しているから・・・仕事への距離感が近かったのだと思います。距離感が近いと余裕が生まれませんから。
距離感が近くなる原因とは・・・
距離感が近くなる原因は、いくつかあるかと思います。一つ目は、打ち込める趣味がないこと。趣味がないと、相対的に生活の中での仕事の割合が大きくなりますよね。休日でも、気が付けば仕事のことを考えて不安になってしまう・・・典型的なワーカホリックです。
二つ目は、良い人であろうとする思い、悪く言えば、八方美人な性格も大きな要因かと思います。ぼく自身そうですが、モンスター職員に責められた時、「ぼくはなんて悪い人間なんだ!」「努力が足りない!」とそこそこ本気で思っていました。これって、恐らく尋常な感覚ではないのだなと今では思います。表面だけ見ると、殊勝な心掛けかと思いますが、間違いなくメンタル病む性格ですよね。
次回は、仕事との近すぎる距離感を脱却し、余裕を生むためにはどうすれば良いのか考えてみたいと思います。
これを機会にセミリタイアを前提とした仕事の向き合い方を徹頭徹尾
考えて、確立したいものですな・・・
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