最近、新しいプロジェクトに参入し、従前の職場とは距離を置いている。ぼくは、プロジェクトに派遣されるのは不本意である。従前の職場は居心地がよかったからね。でも、上司との関係が良くなかったから飛ばされてしまったのか・・・と邪推してしまうのだ。
そんなことないことを願いたいが、今となっては悩んでいても致し方ない・・・どんなに不本意な状況に身を置くことになっても、うまく付き合っていくことがビジネスパーソンの定めなのさ・・・ちぇ。
最近、とある仕事のことで他の部署に依頼することがあり、他部署の担当と電話でお話したときのことだ。相手は自分よりも明らかに年下。こちらが依頼する立場であることから、辞を低くしてお話していたが、明らかに年下の相手は、かなり上からの物言いで、まるで、不案内のものに諭すような勢いで話し始めてきたのだ。恐らく、相手は、そのような意識はないのだろう。懇切丁寧に教えているつもりなのだろう。善意の気持ちは十分伝わってきた。
でも・・なにか・・・不快な心持も残ってしまった・・・狭量なぼくである。
やっぱり図に乗る性格なんだよな、俺は。
そんな自分がホントに嫌いで、目立たぬよう
目立たぬよう生きてきたつもりだけど、
すぐに調子に乗ってしまうお茶目なぼくです。
まあ、実際こっちが教えを乞う立場だから全然かまわないのだけど・・・話していて、昔の自分を思い出した。
以前所属していた部署はいわゆる本店部署で支店と密接に連携することが求められていた。当時のぼくは30代!少々仕事も覚えてきて、業務も任されるようになり、調子に乗っていた時期だったのだろう。支店の年上の人に対して、上からの物言い、諭すような物言いをしていたような気がする・・・そう、先ほどの電話とのやり取りをしている中で、ふと思ったのだ。
当時のぼくは、全くそんなつもりはなかった。フレンドリーに丁寧に、話しやすい自分であろうとしていたと思う・・・多分。ふーん・・・生意気だったかなあ。今思うと、相手の中でもムカついていた人いると思う。
現に、今仕事で当時の支店の年上の人とお会いしても、フレンドリーに接することはできていない。なんか、避けられているような気がするし・・・これ、今のプロジェクトに働くにあたり、大変な失点なんですよ。
人間、調子が良いときに、「自分は調子に乗っている!慎まなければ!」と気づくことは難しい。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
かくありたいものです。
ふと、年下の他部署の方とお話していて、当時の調子に乗っていた自分の愚かさが頭によぎり、とある休日の秋の夜長に、酒を飲みつつ長嘆息をついてしまうぼくなのであった。
コメント
残念ながら自分は自分にしかなれない。
その残念な自分もふくめて自分を生きるしかない。どうしようもないんだよ。遺伝子は
完璧な人などいないと思うしかない。
もどえ さま
たしかに・・・自分はあくまで自分。これを悟ることで、新たな道が開けるのかもしれませんね。