生活の中心は仕事にならざるを得ない。週5で8時間勤務がベース。繁忙期には残業や休日出勤もある。出勤、帰宅、付き合いなどを含めれば1日の半分は仕事関係に時間を費やしてしまう・・・この仕事に強いストレスを感じてしまう(ほとんどの人が感じているのは間違いないが)と、人生が不幸になってしまう。
だから、ぼくはこの仕事のストレスから
解放されたいがために、セミリタイアを
目指しているのだ!
じゃあ、このやっかいなストレスというものはどうして生まれるのか?これを避ける、軽減するコツはあるのか?
示唆を受けた本は以下のとおり!
・『反応しない練習』(草薙龍瞬、2015年7月)
想定反応:マジかよ~。心の準備が出来ていないし。
上手くプレゼンできるわけないよ~。
めちゃめちゃ緊張してきた。【ネガティブ反応】
想定反応:棚から牡丹餅!手柄のチャンスが巡ってきた!
めちゃめちゃテンション上がる♪【ポジティブ反応】
(・・・このように思える人は強いけどね・・・)
上記で紹介した本の中では、これらの二つの反応はどちらも良くないらしい。ある事実に対して反応してしまっているから。ポジティブな反応ならば良さそうなものだが、これでは、心の安定という意味において課題が残る。すべての事象に対してポジティブ反応ができるわけではないからね。
だから、ある事実に対しては、反応しない、降伏する、なんて表現がされているよ。事実は一つ、それをどのように解釈するのか・・・ここにストレスが生まれるのだ。
わかる・・・わかる気がするが、修行が必要だ。
鈴木氏は無我の境地を説いているし、草薙氏は仏門の人だ。メンタルの在り方を突き詰めると、宗教につながる。仏教、ヒンドゥー教、キリスト教・・・どの宗教も心の在り方、メンタルの在り様を突き詰めるものだと思う。
ヨガ、瞑想も元をたどれば、修行者が行うもの・・・
心を安定させる、何事にも動じない・・・現代のストレスフルな社会を生き抜くためには、昔からの宗教の教えが役に立つのかもしれない。
年を取るにつれて、社会人を長く続けるにつれて、より大きな責任あるポジション、役割を担うことになる。そこにはプレッシャーという名のストレスがかかっていく。そう、年を取るにつれて、社会人である限りは、より強力なストレスにさらされ続けることを意味するのだと思う。
ぼくのメンタルでは到底耐えることができないよ。だから、こういう本を手に取るわけで・・・世の中のおじさん方の凄さを実感する次第。
こういったことを普通にこなせるメンタル・・・大人だよなと思う。まあ、普通に仕事をこなしているおじさん連中が、このような本とか読んでいるとは思えないよね。親父が啓発本の類読んでるの見た事ないから。読まなくても生活できてる。経験の中で身に付けた処世術というものがあるのかな。
ぼくはない・・・こういう本を読んで学ぶこと(実践できてるかは甚だ疑問)で、この厳しい社会人生活に立ち向かう勇気がわずかに生まれる。
は~、でも、こういった本を読んで、サラリー生活を続ける延命措置を続けて、経済的に余裕を生み出してセミリタイアを早くしたい・・・そう思いながら、明日も職場へ向かう・・・
コメント
おそらくだけど強い人は生まれた時から強いんじゃないかと思う。
自分はつらい目になんどもあってきたが、それを経験して強くなった感じは一切ない。